高速回転している砥石を、円筒状の工作物や旋盤で削ったシャフトに当て、その外周部の表面を、削ったり磨いたりする作業を指します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　主に円筒軸、段付き軸、テーパ軸などの加工に用いられます。　　　　　　　　　　　　　　　　　主要部はベッド、テーブル、主軸台、心押し台、砥石台から成り、テーブルの上の主軸台と心押し台間で工作物を支持して回転させ、テーブルまたは砥石車を左右（工作物の軸方向）に送ります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

研削とは削って寸法に仕上げることを目的にしています。研磨とは磨くことで表面粗さを上げることを目的にしています。　　　　　　　　　　　　　　　　　バフ仕上げと混同されることが有りますが、バフ仕上げとは布や皮革などの柔軟性のある材料で作った円板状のバフ車を高速で回転させ、その外周に各種の砥粒を密着させたり、油脂や液状を媒体として一時的に保持させて、金属や非金属に表面加工を行う砥粒加工法の一種です光らせるのが目的で、機械加工の研削加工とは違うものです。

弊社は円筒研削加工も得意としております。工作物を両センタにより支持し、回転させ、高速回転している砥石を押し当て削ります。工作物は長い、短い、太い、細いなどいろいろな形がありますが、基本的には円筒状のものが得意となります。